9号線東へ 2

そのあと、一人で「Bar くう」へ。

朔屋さんに連れて行ってもらった東出雲町の酒販店さんにいったら、ウイスキーがずらーーーーーーっとあって、最近日本酒にも取り組んでおられて、話してみるととても面白く、なんでも松江にバーを出してるって聞いたので、モルトを教えてもらいに。

面白かった。こりゃあはまるかも。ラガブーリン16年、アイル・オブ・ジュラ1975(キングスバリー2003ボトリング126本しかないんだって)、グレンモーレンジ10年オールドラベル。

ラガブーリンの強烈な匂いは好きです。ジュラもまたすごいコクとドッシリだけど落ち着いている感じも好き。グレンモーレンジはやさしくて楽なんだけど、最後に飲んだから、なんだかちょっと軽すぎたかなあ。

ちゅうか、この個性あふれる世界ってええな。日本酒もどんどん個性がでたら、ええな。

翌朝、その酒販店さんに行ってもっとウイスキーについて教えてもらう。やっぱり面白い。んで、話の流れで僕の生まれ年1978年に蒸留したウイスキー探してもらい、予算と都合つけて、購入!!ウイスキーを自分で買ったこと自体、初めて!今は無い蒸留所(ローランド)の「セント マグダーレン」の24年。シングルカスク。504本しかないんだって。レア中のレアらしい。んだけど、私が手に入るくらいの値段でした。いつ飲もうかな。

帰りにスモークハウス白南風(しらはえ)へ。奥様と旅について盛り上がる。この奥様、ただものではない目の輝きしてらっしゃいます。

はい、そろそろ破産ですね。後先考えずにお金使ってるなー。でも、まあなんとかなるっしょ。こんなに自由に勉強できるのも今のうちだからねー。家に米はある。でもこのままいくと秋ぐらいになったら家賃が払えるのか、俺。そのうち家を出て、軽トラに米積んで、流浪の生活になったら、皆さんかまってください。嫁さんには内緒ですが。・・・・・いやいや、やっぱり家賃払うために働こう!

9号線東への旅、また勉強になった。
これだけいろいろと蓄積していくと、生かしたくなるけれど、いやいや、十分自分のなかで発酵させておきましょう。焦るな焦るな。
でも、なんとか今年、ひとつでも形にならんかのう。